サイト限定

特別寄稿&インタビュー

発売記念

来年こそ復活を。
能代カップ観戦のススメ

 行政とタッグを組んでいることも、能代カップが他の大会と異なる点です。「バスケの街」としての取り組みとして、能代カップ情報や過去の試合結果、能代工バスケットボール部・栄光の軌跡などが、能代市のホームページに記載されています。

 能代市が運営する、能代バスケミュージアムは能代を訪れたら必見のスポットです。2021年6月に現在の場所に移転し、リニューアルオープンしました。日本・世界のあらゆるバスケットボールについての歴史、文化を取り扱う施設で、バスケットボールマニアなら垂涎の資料、映像が所蔵されています。また、本書にも登場する能代バスケの語り部、小林尚子さんは私たちも知らないエピソードを懇切丁寧に教えてくれます。しかも、入場無料ですよ。

 能代カップが行われる能代市総合体育館前には、土産物や菓子、酒など能代の名産品を売るお店がずらり。お弁当、きりたんぽ、パン、焼きものなど空いている時間にお腹も満たせます。

 宿泊に関しては、かなり早くから予約しないといけません。能代カップに来てからでは難しいです。ホテルもありますが、おすすめは旅館。ぜひ、朝ごはん付きにしてください。間違いなく満足いく朝ご飯が出てきますよ。夜ご飯は、バスケミュージアムのある柳町あたりに。プログラムに掲載されているお店ならば、間違いありません。

 能代カップの時期は、とりわけ山菜が美味しい季節です。しどけ、あいこ、ぼんな、ささたけ……都会ではお目にかかれません。秋田と言えば、きりたんぽ鍋ですが、能代あたりではだまっこ鍋がメジャー。なすかやきも、私は大好きです。大人の方は、美味しいお酒もたまらないですね。食に関してはいくらでも書けるくらい、能代は本当に美味しいものの宝庫なので、能代カップに行く大きなモチベーションとなっています(笑)。

 残念ながら昨年、今年と能代カップは、コロナ禍により2年連続で中止となりました。来年こそは復活することを、全国のバスケットボールファンは注視しています。高校バスケットボール界の一大イベントに、皆大きな期待を寄せているのです。

過去の能代カップのデータ NOSHIRO CUP Web

https://ncup.snowland.net/

能代バスケミュージアム

http://www.hoophall.jp/

清水さんコラム.jpg

2

フリーライター。高校時代から『月刊バスケットボール』編集部において編集、取材を開始。高校、大学年代を中心に日本のバスケットボール界を長年にわたって見つめる。共著に『古武術バスケットボール』(金田伸夫氏・日本文化出版)、『試合で勝てる! バスケットボール最強の戦術』(佐藤久夫氏・メイツ出版)などがある。
 
清水 広美 しみず ひろみ